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部活を引退した中学生へ|今だからできる!左右差ストレッチと高校までに身につけたい柔軟性

中学の部活動を引退したあなたへ。これまで本気でスポーツに打ち込んできたからこそ、体には知らず知らずのうちに「左右差」「硬さ」が残っているかもしれません。

この「引退後の今」こそ、自分の体を見直す大チャンス!高校での競技生活をケガなく思い切り楽しむために、今やっておきたいストレッチや柔軟性アップのポイントをわかりやすく紹介します。





左右差は誰にでもある。でも放置はNG!

例えば、こんな違和感はありませんか?

  • 利き腕ばかり使っていたから肩の高さが違う
  • 片足でストップする癖がある
  • 左の開脚だけ痛い、動きにくい

こうした「体のアンバランス(左右差)」は、パフォーマンスの低下だけでなく、将来のケガにもつながる要注意ポイントです。

左右差を放置するとどうなる?

  • フォームが崩れてしまう
  • 筋力や柔軟性のバランスが崩れる
  • 腰痛・膝痛・肩の痛みの原因になる

でも大丈夫。部活を引退した今なら、プレッシャーのない時間を使ってゆっくり整えていけます。


おすすめの「左右差リセットストレッチ」4選

左右差を整えるには、まず全身をバランスよく動かすことが基本です。以下のストレッチは、どれも自宅で簡単にできて、毎日5〜10分あればOK!

ストレッチ名 狙う部位 ポイント
寝ながら股関節ねじり 股関節・腰 仰向けで膝を揃えて左右に倒す。呼吸は止めずにリラックス。
体側伸ばしストレッチ 肋骨周り・肩 片手を上にして横に倒す。左右差が出やすい部位なので丁寧に。
四つんばい胸開き 肩・背中 片手を天井に向けて開く。左右の可動域の違いを感じてみよう。
開脚前屈ストレッチ 太もも裏・骨盤 左右均等に伸ばして骨盤の歪みを調整。

高校までに身につけたい「柔軟性」とは?

中学生から高校生にかけて、骨や筋肉がぐんと成長する時期。このタイミングでしっかり柔軟性をつけておくと、ケガに強く、動きにキレのある体が作れます。

特に大切な3部位

  1. 股関節:サッカー・野球・バレーなど、どんなスポーツにも関わる中心部
  2. 肩甲骨まわり:投球・スイング・スパイクなど上半身の可動域に直結
  3. ハムストリングス:膝や腰への負担を減らし、走る・跳ぶ動作のキレUP

柔軟性の目安

  • 開脚して前屈したときに胸が床に近づく
  • 肩甲骨がしっかり寄せられる
  • 股関節を開いて座る「あぐら」が楽にできる

これらができるようになれば、高校でのトレーニングの吸収率もぐっと上がります!




まとめ|引退後は「リセット&チャージ」の時間

部活引退後は、次に向けての「準備期間」。しっかり体の左右差を整え、柔軟性を高めておくことで、高校でのプレーの質やケガ予防にもつながります。

今こそ、自分の体と向き合う時間を大切に!


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