BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ケガ予防の基本
  4. 子供がストレッチをしない理由とは?続けるコツとおすすめストレッチ5選

子供がストレッチをしない理由とは?続けるコツとおすすめストレッチ5選

「子供がストレッチをやらないのはなぜ?保護者が知っておきたい理由と、ストレッチの必要性、簡単にできる方法を紹介します。」




子供におすすめのストレッチ方法|やらない理由と続けるコツ

「ストレッチしなさい」と言っても、なかなかやってくれない——。これは多くの保護者や指導者の悩みです。実は、大人自身もストレッチを習慣にしている人は少なく、子供がやらないのも無理はありません。

今回は、子供がストレッチをやらない理由と、その必要性、さらにおすすめのストレッチ方法を紹介します。大切なのは、根気よく伝えること。そして、子供の努力を信じてあげることです。


子供がストレッチをやらないのは「普通」

まず知っておいてほしいのは、「子供がストレッチをやらないのは当たり前」という視点です。

  • ストレッチの意味がわからない
  • 地味で面白くない
  • やらなくても身体が動いてしまう

子供は体が柔らかく、多少の無理がきく年代です。だからこそストレッチの重要性が伝わりにくいのです。さらに、大人も同じようにやっていないことが多いため、子供にとって「やる意味」が見出せません。

大人も子供も「やらない理由」は同じ

ストレッチは予防的な意味合いが強く、「やらなくても今すぐ困らない」ため、後回しにされがちです。ですが、成長期の子供には柔軟性の低下がケガに直結することもあります。まずは大人自身がストレッチを生活に取り入れ、見本となってあげましょう。

ストレッチをやる意味を伝えることが大切

子供にとって、「なぜやるのか」がわかれば、習慣にしやすくなります。例えばこんなふうに伝えてみましょう。

  • 「ケガしにくくなるよ」
  • 「速く走れるようになるよ」
  • 「カッコよく動けるようになるよ」

子供の目線で、メリットを伝えることが効果的です。そして、やった時にはしっかり褒める。これを繰り返すことで、少しずつ定着していきます。

根気よく、でも子供を信じて

ストレッチを毎回やるように言っても、すぐに忘れてしまうかもしれません。でも、そこで叱るのではなく、「思い出せてえらいね」「ちょっとでもできてすごいね」とポジティブに声をかけましょう。

子供は日々、練習を真剣に頑張っています。だからこそ、ストレッチも“上手くなる”ための一歩として、一緒に前向きに取り組めるよう、信じて待つ姿勢が大切です。


子供におすすめの簡単ストレッチ5選

以下は、自宅や練習前後に取り入れやすいストレッチです。動画を見ながら行うのもおすすめです。

  1. アキレス腱のばし
    ふくらはぎと足首の柔軟性UP。20秒ずつ左右。
  2. 前屈ストレッチ
    ハムストリングス(もも裏)に効果的。座ってゆっくり20秒。
  3. 肩まわしストレッチ
    肩関節の可動域を広げ、投げる・打つ動作に有効。
  4. 開脚ストレッチ
    内ももと股関節を柔らかくする。ゆっくり深呼吸しながら。
  5. 体側のばし
    体を左右に倒して、脇腹の筋肉を気持ちよく伸ばす。

いずれも痛みを感じない範囲で、ゆっくり呼吸しながら行うのがポイントです。ストレッチは「気持ちよさ」を感じながら行うのが継続のコツです。


まとめ:習慣になるまで一緒に続けよう

子供がストレッチをやらないのは当たり前。だからこそ、まずは「やってみようかな」と思える環境づくりが大切です。

大人も一緒にやることで、子供の意識は大きく変わります。そして、褒めて、励まして、習慣になるまで付き合ってあげましょう。ストレッチは地味だけど、続けることで必ず“身体の変化”が感じられます。

練習を頑張っている子供を信じて、ゆっくり育てていきましょう。

▼おすすめ記事:





関連記事